2017年4月1日土曜日

raspberry Pi zero を使ってみた(エミュ編)



5ドルPCとしてちょっと前に流行ったraspberry Piです。気になってはいたものの
手にする機会がなかったのですが知り合いに2台頂きました
折角なので何かに使えないかと模索中

エミュレータとしても使えそうなのですが、linuxベースで動くようなので
データのやりとりが少々面倒
私がもらったのはどうやらraspberry Pi zeroというものらしく
ネットワーク接続ができません(機能はあるけどハードがない)
外部と接続できるのはmicroUSB端子が2つ、miniHDMIのみです
そのほかにも知識があれば色々出来そうなのですが
「めんどい」のでそれでなんとかします

幸いUSBハブなどはしっかり動作するため接続機器的には問題なさそうです
ネットワークもwifi子機があればそれをつけられるようです、でも扱えるwifi規格は
多くないため、単純に800円とかで売ってる安物で良さそう
150M程度の接続ができるものが無難です、国内で売ってるものなら大抵動くと思います
バッファローのAC対応無線子機は動きませんでした、高級すぎたか?
(今回はエミュを動作させる事だけが目的なのでwifiにはこだわりません)

私はretro pie とrecalboxの二つを試しましたがどちらも操作は変わりません
動作的にrecalboxの方がとても軽いためpi zeroならこちらをお勧めします

recalboxOS(OSイメージね)をダウンロード、miniSD(4G↑)をフォーマットしてから
OSのファイルを解凍してコピーします
linuxで使うためminiSDはwindowsでフォーマットしただけだと動きません
SDFormatterなどを使うといいと思います
フォーマット後isoイメージをSDカードに焼くためにWin32DiskImagerを使いました

※Retropieを使うならこれがOSイメージになります
ras piのバージョンで赤いどちらかをダウンロードします

あとはras pi本体にイメージ焼いたminiSD入れて
miniHDMIケーブルを変換してモニタに接続
その辺に転がってたUSBハブにコントローラとマウスつないで起動
しばらく待つとインストールが終わりemulationstationのページが出てきます
※インストール中はマウスなんかをつないでおき設定を日本語にしておくと
romの日本語表記がそのまま日本語で表示されます
(retropieは日本語化は簡単に出来ません)

retropieとrecalboxどちらもここまで同じです。retropieはromを入れないと
各ハードのエミュレータが選べないため不便そうに見えます
また最初の設定が一部面倒です、更に毎回起動に時間がかかりすぎます
使うならzero以外じゃないとキツイと思います
日本語化も酷く面倒です
LANさえ確保すればrecalboxの方が遥かに使い勝手がいいです

recalboxはこの時点でハードを選べます、サードのromが最初から入っているためです
こちらのほうが感覚的に分かりやすいと思います
recalboxで設定したことといえば音が出ないためsound settingでoutputを
AUTOからHDMIに変えたくらいです(これはretropieも同じです

そんなこんなで起動までこぎつけましたが肝心なのはROMの転送ができないこと
ここだけはretropieが優秀です
何故ならUSBから転送できるからです
①retropie という名前のフォルダをUSBメモリに作りretropieに差し込む
②お茶でも飲んで待つ
③電源の点滅が点灯になったらUSBを抜く、PCで中身を見るとretropieフォルダの下に
ハード毎にROMを入れる場所が出来ています
そこに圧縮していないイメージを入れます
④入れたらUSBを再度retropieに入れます、お茶でも飲みましょう
⑤romがインストールできます

すっげぇ楽・・・

さて対抗馬のrecalboxはどうでしょうか?
miniSDに転送するにはやはりネットワーク必須のようです
残念すぎる・・・とおもいきや
USBメモリをストレージに使えてしまいます
これはとっても楽ですごい機能です
何故ならUSBに好きなイメージ入れるだけでいいのです
ハブが使えるため接続機器はいくつでもつなげられるので負担にもなりません
miniSDは突然死することがよくありますし外部ストレージに異常があっても
SD自体は無傷なんてことになります
すんごいです、クラッシュの心配なく弄り倒せます
SystemSettings内のStrageをinternal(内部miniSD)からanyexternal(共用)
もしくは直接USBに変えるだけ(再起動が入ります)
その後USBをras piから抜いてPCで確認するとrecalboxフォルダがあります
その中に各ハード毎のromを入れる場所があるのでそこにromを投げます
ras piに戻し起動するとエミュレータにromが表示されます

さて遊べる環境にはなりましたがそこはやはり性能の低いras pi zeroです
nesくらいなら楽々動かせますがsnesレベルになり、時間がたつと遅くなります
この辺が分かっただけでも収穫です
(ファンとヒートシンクを取り付け予定です、それで変わるかどうかも後で書きます)

サーバ用にといってもこのpiではスペックが足りない
格安エミュレータとしてもzeroじゃsnesすらまともにできない(今のところね)
ミュージックプレイヤーとして使うならそれなりですがそもそも何かに使うため
周辺機器を揃えると結構な値段になります

実験的に使うのならそれでもいいのかもしれないけど、実用するにはなかなかキツイ
格安周辺機器で運用するにもminiSD、wifi、コントローラやキーボード、マウス
bluetooth、ケースに電源、USBハブなどなど
100均で電源やハブ、マウスまで買える時代ですけど最低限でも5000円くらい?
また本体自体も馬鹿みたいに品薄で公式600円くらいが
amazonで1万で売られてる現状です

結論としては

「これならあれもこれもできて安く買えるi3程度のノートのがよくね?」

という結論になりました

PS2のエミュで遊べて小型サイズで・・・というならまだ分らんでもないのだが
ras piを性能あげて価格を抑えて周辺機器セットして拡張性上げたものが
ノートPCの位置なんだなぁ、という本末転倒な状態

ただ、自分で弄れてなんでも出来そうなのはとっても良い
教育に使いたいってラズベリー財団がいうのも凄くわかる
これを子供のころから弄ってたら将来立派なニートですね

サーバにするための時間があればまた書くかもしれません
結局LANHDD買うほうがいいような結果になると思うけどね

それでもras piが面白いモノであることは間違いありません
ちなみにraspberry Pi zero Wなんてものが出てるようです
最初から無線がついてるので今から買うならこちらがいいかも?
※くれぐれもraspberry Pi公式ショップで買いましょう





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